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株式には株式市場で流通するものとしないものがあります。株式市場で流通しない株式は、我々一般投資家は購入することができませんが、株式市場で流通する株式は、株式市場を通じて一般投資家も買うことが可能です。 株式市場で株式が流通している企業のことを上場企業といいます。
すべての大企業が上場しているわけではなく、例えばサントリー、竹中工務店、JTB、JCB等は非上場のため株を購入することができません。
日本には様々な市場が存在しており、代表的なものでは東京証券取引所(いわゆる東証)やJASDAQがあり、他にも大証(大阪)、名証(名古屋)、福証(福岡)、札証(札幌)、マザーズ、セントレックス、Q-Board、アンビシャスなどがあります。東証はさらに1部と2部に分かれています。
株式会社が上場するときは、上場する市場の基準を満たす必要があります。この中でも東証1部への上場は一番基準が厳しく、そのため東証1部に上場しているということは、その会社のステータスになります。
東証1部に上場しているということは、それだけ安定した企業という証しであり、株価の変動幅も次に説明する証券市場に比べればそれほど大きくありません。それに対してマザーズ、セントレックス、Q-Board、アンビシャス等は上場基準も甘く、実績がまだそれほどない新しい会社も上場することが可能です。新しい会社はこれから急成長するかもしれませんし、また逆に倒産するかもしれません。そのためこれらの市場に上場している企業は、株価の変動が大きくなります。
世界各国にももちろん株式市場は存在し、様々な企業の株式が取引されています。もっとも有名なのはアメリカのNYSEで、そこの市場に上場している中で代表的な30銘柄の平均株価をとった株価指数(日本で言えば日経平均株価)のことをNYダウと言います。イギリスの株価指数はFTSE、ドイツはDAXです。
円安が進んでいくと日本株や現金・預金、土地など日本の資産は目減りしてしまいますが、それを防ぐには海外の会社の株を買うことが有効となります。ただ海外の会社の情報を入手するのは大変ですので、投資信託を利用するのがお手軽な手段です。
例えばセゾン投信の投資信託である、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドであれば、積立買付サービスを利用して毎月少しずつ投資信託を買うことが可能です。全世界の会社の株式(主に先進国)に対して投資を行うことができ、安定した収益が見込めます。私も毎月銀行口座からの自動引き落としで積み立てています。
成長著しい中国やインド、ブラジル、ロシアなどの新興国の株についても、投資信託を利用することで購入できます。私はSBI証券で、eMAXIS 新興国株式インデックスという全世界の新興国の株式に対して投資を行う投資信託を毎月積み立てています。