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株券を長期保有することは、その会社の事業を応援することと前の章で書きましたが、ろくでもない会社を応援してもむなしいだけです。
そこでこれから株を買おうとする会社の事業内容、将来性、財務体質などについてリサーチする必要があります。このリサーチのことを、「ファンダメンタル分析」と言います。
会社のことを調べつくして、「この会社なら応援する価値がある」と判断できたときに、初めて株券を購入することになります。
もちろん勉強していないとリサーチの方法がわからないわけですから、ファンダメンタル分析をマスターするのには努力が必要となります。
短期的売買には、大きく分けて二つあります。
一つは、過去の株価の推移から将来の株価の動きを予測し、将来株価が上がると判断した時に株を買って、実際に株価が上がったら売るという方法です。過去の株価の推移(チャート)をみて将来の動きを予測するこの方法を「テクニカル分析」といいます。
もう一つは、一日の中で株式の買いと売りを完結させる方法です。この方法のことを「デイトレード」といいます。
他の人がこれからその会社の株を買うのか売るのかを考え、常に先回りして行動することが要求されるため、非常に高度な心理戦となります。これは本を通しての勉強によって身に付けるというより、実戦を経て感性を磨いていく必要がある類のものでしょう。
(この感性を身に付ける事は、本を通しての勉強によって知識を身に付けることよりもはるかに難しいと個人的には感じます。)
短期的売買は、取引期間が短いために、短期間で大きな収益を上げることが出来ますが、その分大きな損失を抱えるリスクも伴います。特にデイトレードでは、株の値動きが大きい銘柄を選ぶため、非常にハイリスク&ハイリターンであるといえます。