株の勉強(基礎編)

はじめに

 一口に株式投資と言っても、様々な手法があります。まずはその基本方針として、

  1. 運用をプロに任せる(投資信託の購入)
  2. 自分で株の勉強をして投資対象を購入する(株や外貨などの購入)

 の二つに分けることができます。

 どちらもまだ始めたことがなければ、投資信託の購入の方が、株の勉強量も少なくて済み、ハードルが低いのでおすすめです。ただ投資信託を購入する場合にも注意点があります。投資信託は大きく分けて2つの種類があり、

  1. アクティブ運用
  2. インデックス運用

 の二種類があります。アクティブ運用は、運用のプロが自分で判断して投資対象を決めていく運用方法、インデックス運用は、日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動して、平均的なリターンを機械的に得ていく投資手法です。

 アクティブ運用は、投資テーマを定めているものが多く、いかにも儲かりそうに見えるのですが、プロといえどもサラリーマン、本当に儲かっているアクティブ運用の投資信託はほとんどなく、ほとんどのアクティブ運用の投資信託はインデックス運用の投資信託に成績で負けているというのが現状です。

 そのため、儲かるアクティブ運用の投資信託を選ぶことは個別株を選ぶことより難しく、投資信託を購入するのであれば、インデックス運用のものがおすすめです。

 おすすめの投資信託としては、セゾン投信というインデックス運用の投資信託があり、これは世界中の株や債券に投資するという投資信託で、評判も良く投資にかかるコストも低く、私も購入しています。

 次に直接株などを購入する場合ですが、この場合はSBI証券などの証券会社に口座を開いて投資対象を購入することになります。(SBI証券口座開設方法はこちら

 投資の方法としては

  1. ファンダメンタル分析に基づく投資(バリュー株投資など)
  2. テクニカル分析に基づく投資
  3. デイトレード
  4. その他(優待株投資など)

 などに分けることができます。

 ファンダメンタル分析に基づく投資は、その企業の成長性や株の割安度合などを分析して投資する方法、テクニカル分析に基づく投資は、過去の株価の推移を見て将来を予測する方法、デイトレードは株価の値動きを利用して儲けを出す方法で、それぞれ勉強のアプローチも異なります。

 これらの投資法の中のどれを選ぶかで株式投資ライフが大きく変わってきます。

 この運命の分かれ道ともいえる選択ですが、たいていの本やサイトではそれぞれ個別の方法をテーマに扱っているものが多く、投資法の全体像をあまり詳しく説明していないため、本当に自分に合った投資法を選び、株の勉強をしていくことが難しくなっています。

このホームページでは、これから株式投資を始める方が、自分の投資法を確立し、それぞれの株式投資の勉強方法を習得するまでを主に解説していきます。

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