各投資手法別に投資のコツを解説、これから株を始めるネット株初心者に適した総合株式サイト。稼ぎの大きい個人投資家の優良サイトも紹介。
前の章では、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、デイトレードについて簡単に説明しましたが、これらの方法を習得するにはそれなりの労力がかかります。また中途半端な知識のまま株取引をはじめると、損をしやすいというのも事実です。では初心者が気軽に投資できる方法はないのかというと、そうでもありません。
株式投資の基礎勉強で説明したように、インデックス運用というリスクを低く抑えることができる投資法があります。これは具体的にいうと、日経平均/TOPIX等の株価指数に連動する投資信託やETFを購入するだけという、非常に簡単なやり方です。
初心者の方は、株価が高くなって周りの人がどんどん株取引を始めだしたときに株を買い、株価が暴落して周りの人がどんどん株取引をやめていくときに株を売ってしまいがちです。ただこれだと大損してしまいます。
株取引は継続して行うことが一番大切です。そのためにも、毎月定額分だけ、少しずつ購入していくやり方が初心者に適しています。
セゾン投信であれば、積立買付サービスを利用して毎月少しずつ投資信託を買うことが可能です。全世界の株式に対してインデックス投資を行うことができ、安定した収益が見込めます。
ETFとは、株価指数連動型投資信託受益証券のことで、その値動きは日経平均やTOPIXに連動します。また普通の会社の株のように売買することができます。
その特徴として、投資信託よりも信託報酬(ようするに運用するのに必要な手数料)が大幅に安いという点があげられます。
ただ最低購入単元がものによって異なりますが10万円〜20万円ほどはしますので、定期買い付けを行うのは厳しいです。まとまったお金があれば、投資信託よりもETFを利用するほうがお得です。
私はSBI証券で、KXIというETFを保有しています。これは全世界の先進国の生活必需品を取り扱っている企業に投資するETFで、日々の価格変動が少ないという特徴があります。