買い注文を出す

証券会社のホームページへログインする

 口座開設完了の通知とともに、証券会社のホームページアドレスやID、パスワードが記載された紙が送られてきますので、その情報をもとに証券会社にログインします。

買い注文時に入力が必要な情報は?

 実際に売り買いの注文を出す画面は証券会社によってことなりますが、以下の情報を指定して入力する必要があります。

 すべての銘柄には、証券コードという4桁の数字が割り付けられています。

 通常は会社名を入力すれば検索できますので、証券コードをそれほど意識する必要はありません。

 購入する株数を指定します。単元株の整数倍を指定することになります。(単元株については後述)

 株式の取引を行っている市場は、東証/大証/名証/JASDAQ/マザーズ等たくさん存在します。市場によって取引可能な銘柄が異なってきますので、購入する市場を選択する必要があります。

 成り行き注文をするか、指値での注文をするか選択します。

 -成り行き注文-
売買の値段を指定しないで、その時の相場で売買する注文方法です。現在取引が行われている適正な価格で、注文が約定します。株式の流動性が低い場合、思っていたよりもかなり高い/低い値で注文が約定することもあるので注意が必要です。流動性が高ければ、ほとんどの場合注文は一瞬で完結します。

 -指値での注文-
指値での注文の場合、注文のときにあらかじめ値段を指定します。設定した値段にならない限り、注文は約定しません。 この値段の設定は、注文が決まらないかぎり、いつでも変更できます。また指値注文の有効期間も設定する必要があります。 通常は当日中になります。

株はいつ買う?

 株式は24時間購入できるというわけではなく、取引する時間が決まっており、例えば東証では平日の9時〜11時半、12時半〜15時までとなっています。間の休みをはさんで前半2時間半を前場、後半2時間半を後場と言います。

 とはいっても、ネット証券であれば、注文自体は24時間出すことが出来ます。この注文が実際に効力を発揮して売買が確定する(これを約定といいます)のが、上記時間帯というわけです。

 ジャスダックや大証は9時00分〜15時10分までが取引時間です。(東証と同じく11時半〜12時半は休みで、この前後を前場・後場と言うところも同じです。)

購入金額は?

 株式は、銘柄によって最低購入金額が決まっています。数百円から買える株もあれば、100万円ないと買えない株もあり、多種多様です。この最低購入金額は、株式の購入可能最低株数(これを単元株といいます)に株価を掛けた値になります。

 例えばドコモ株は単元株数が1株、株価が10〜20万円で、例えば株価が15万円の時なら1株×約15万=15万円前後で購入可能ということになります。ソニーは単元株数が100株、株価が1000〜4000円なので、例えば株価が2000円の時であれば100株×約2000=20万円前後で購入可能になります。

 購入資金が最低購入金額を下回っていても購入することが可能になる「ミニ株」という制度もありますが、手数料が高くてしかも株主優待がもらえないという点もあり、あまりオススメできません。

 購入資金が少ない場合でも、最低購入金額が低い株はたくさん存在しますので、そちらから選んだほうが賢明でしょう。10万円〜20万円あればかなりの種類の株を購入することが可能です。

 今は最低購入金額を50万円以下にするよう国が指導していますので、今後は低い金額でも買える株式がどんどん増えていくと思います。

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