確定申告の実施

口座の種類

 証券会社の口座を開設する際、「特定口座・源泉徴収あり」を選択している場合で、さらに儲かっている場合については確定申告は不要なのですが、「特定口座・源泉徴収なし」を選んだり損失が出た場合は確定申告が必要です。
(損失が出た場合は確定申告は必須ではありませんが、損失を繰り越すという確定申告を行うことにより、来年以降の税金を節約できます。)

株にかかる税金

 株取引には以下の税金がかかります。

  1. 株式等譲渡益課税: 年間の譲渡益×10%
  2. 配当課税: 配当額×10%

 つまり年間の株式譲渡益(売買で儲けた利益)の10%が税金で持っていかれ、配当も10%が持っていかれるというわけです。

 配当の場合は口座の種類がなんであれ自動的に10%引かれた額が支払われますが、株式譲渡益の場合は「特定口座・源泉徴収なし」を選んでいると2月〜3月の間に確定申告を行って税金を納める必要があります。

確定申告の方法

 確定申告は国税庁の確定申告書等作成コーナーで作成するのが簡単です。

 こちらのサイトで作成したものを税務署に持っていくか、あるいはe-Taxを利用してパソコンからインターネット経由で電子申請します。

 電子申請をすればわざわざ税務署に行かなくて済むので便利なのですが、それには非接触ICカードリーダーを事前に購入する必要があります。

 リンク先のものであればe-Taxに対応していますので、確定申告の電子申請を行うことが可能です。

 次の章では各投資手法ごとの勉強方法を説明しますので、こちらも参考にしていただけますと幸いです。

実際に株を買う

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